健康食ブームで
あれは危険、これも危ないと
安易に言われるこの頃
気をつけすぎて、生きづらくなっているあなたへ
書籍紹介
タイトル | 科学が暴く「食べてはいけない」の嘘 – エビデンスで示す食の新常識 – |
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おすすめ度 | |
著者 | アーロン・キャロル(インディアナ大学医学部小児科教授) 訳: 寺町朋子 |
出版社 | 白楊社 |
初版 | 2020年3月26日 |
定価 | 2,400円+税 |
こんな人にオススメ
- 体に悪いと言われる食品に気をつけすぎて、疲れている人
- 食べ物のリスクを、どこまで気をつければいいんだろうと思っている人
- 体にいい悪いの報道に、踊らされる人
この本を読むと得られること
- 何が本当にダメなのかがわかります
- 自分のスタンスを決める一助になります
刺さるポイント
あなたは、食べ物について、どこまで考えて選んでいますか?
私は、この本に出会い、なんとなくは気になっていた
食品添加物について考えるようになりました。
そして、このドキュメンタリー映画を見て、
お野菜の農薬についても考えるようになりました。
更に、最近、このドキュメンター映画を観たら
お肉の抗生物質や、卵の養鶏所の環境、
牛乳の環境や殺菌温度&時間も気になったりして・・・キリがない笑
ちゃんとやろうとすると、お値段も高くなっていくから
どこまで、どうしたら良いやら・・・
となってしまいます
私たちの世界は、自分の意識の向いた情報を集めます
それが、偏りすぎると、
完璧にしようとすればするほど
苦しくなるという自体がおこりますよね
逆の意見も、検索をかければたくさん出てくるものです
偏りすぎて、苦しくなったと思ったら、反対の意見にも耳を傾けてみる
そして、自分なりのスタンス、考えを持つのが大切なんではないかなと思います
これまで私が紹介してきた本は別だと思いますが
本書の著者によれば、世の中には、
確かなエビデンスなしに、いい悪いを安易に言っているケースが多いようです
本書は、信じるに値するエビデンスを大切にしており、
そのために、研究論文の研究の仕方、その方法の信頼度についてから説明を始めています。
また、著者の結論を出すために、正確にどんな根拠があって言っているのかを説明している—–
それらは、一般的には難しいと受け取れてしまうので(私もちとしんどかった)、
読みづらさという点で、星を減らしています。
ですが、著者の公正なスタンスや、私たちに安心感を与えるものいいは大好きです
きっと、あなたの気持ちも楽にしてくれることと思います。
本書の目的は、食品についても、食品が健康に及ぼす影響を調べた最新の研究についても、あなたがより賢い判断をくだせるように手助けすることだ。
本書より
本書は、何かの食べ物が健康にとてもよいので、それらをたくさん摂取するべきだと勧めるものではない。
むしろこの本の目的は、従来「悪い」と考えられてきた数々の食品が、必ずしもそうではないと示すことにある。
物議をかもしている食品について入手可能な研究成果を一つ残らず整理することで、ニセの健康情報や人びとを悩ます不安をつぶしていき、食事に対して冷静さを取り戻してもらうことを、本書は目指している。
共感します。
私はといえば、この本を読んで、研究されていないことがたくさんあるし、
結論付けられることも本当に少ないのだと思いました。
結局、わからないことが多い中で、
「自分はどうしたいか」「どうしてると気持ちいいか」に沿って
その自分の縛られすぎず、下手な罪悪感や不安を持たないことが、
結局のところ、一番健康にいいんだろうと思いました。
この本は、先ほども触れましたが、決して読みやすくはないので
くじけそうと思う人は、「さいごに」に書いてある
アーロンズ・ルール – 健康にいい食事をするために –
の9つのルールだけ読めばいいと思っておきましょう笑
とっても共感できる内容です!!
これからは、「体にいい、悪い」という安易な報道に、
踊らされない視点を持ちましょ(^_−)−☆
この本の子書籍は、まだ発売されていません。
ちなみに、こちらの本にも↓
食品添加物や農薬などの有害物質は避けたほうがよいですが、体は不要なものを無害化し、デトックスする働きがあります。健康な体を実現し、内臓の働きを正常に保つと解毒機能もきちんと働きます。
と書いてあります。
(そのエビデンスはわかりませんが^^;)
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