←単純な脳、複雑な「私」
脳研究者が
母校の高校生にした講義録。
生活に密着した興味津々
わかりやすくて面白い脳の話!!
書籍紹介
タイトル | 単純な脳、複雑な「私」 |
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おすすめ度 | |
著者 | 池谷裕二 |
出版社 | 講談社 |
初版 | 2013年9月20日 |
定価 | 1,200円+税 |
こんな人にオススメ
- 脳の働きに興味がある人
- 心理学を学んでいる人
- 自分を面倒臭いと思っている人
- 人間関係が煩わしいと思っている人
- 脳について、わかりやすく書いてある本を探している人
この本を読むと得られること
- 脳の働きの凄さや単純さを知ることができます
(もっと、興味が湧いてきます) - 自分や人に興味が湧いてきます。
刺さるポイント
母校の高校生に話した内容だから
生活に密着してみんなが興味を持ちそうな脳の話を
とても易しく話してくれています。
例えば
- 「どうして私のこと好きなの?」って訊いて、納得する答えだったことある?
- 人の正しさの基準って何で決まるの?
- 「がんばれ!」って言われるとパフォーマンスに違いはでる?
- ルールを守らない、ひねくれアリの存在理由って何?
- あなたは「自分はいつか死ぬ運命にある」と理解している?
- どういう状態が「自由」なのかな? など
人間の複雑な部分と思っていたことが、実は脳の単純な仕組みから生まれていたり、
自分で決めていると思っていたことが、そうでなかったり・・・
脳のことがわかった分、わからなくなるような、、、結果、
人(自分や相手)と脳に興味が湧いてくる本です。
何度読んでも、その時の驚きがあり(忘れっぽいだけかもだけど^^;)
自分が今当たり前と信じていることも、違うかもしれないという
心の柔軟さを蘇らせてくれます。
高校生の感想や質問とそれに答える対話形式になっているところも
読みやすいポイントです。
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