勇気の心理学
アドラー心理学をわかりやすく伝えた
「嫌われる勇気」
書籍紹介
タイトル | 嫌われる勇気 |
おすすめ度 | |
著者 | 岸見一郎, 古賀史健 |
出版社 | ダイヤモンド社 |
初版 | 2013年12月12日 |
定価 | 1,500円+税 |
こんな人にオススメ
- アドラー心理学に興味がある人、学びたい人
- 人に頼まれると断れない人
- やりたいことがあるけど、なかなか始められない人
- 嫌われるのが怖い人
- 失敗が怖い人
- 人が怖い人
この本を読むことで得られる効果
- アドラー心理学がわかりやすく学べます
- やりたいことをやってみようという「勇気」が湧いてきます
- どんな順番で幸せな世界にいけるのか、アドラー式手順が実行できるようになります
刺さるポイント
このタイトルは衝撃でしたね!
本当に大事なことを一言で言われた感がありました
アドラー心理学は、コーチングの世界では身近で有名でしたが、
この本のおかげでたくさんの方に知られることになりました。
嫌われるのを恐れ、承認を求めて、人の期待に応えながら、幸せを感じられていない青年と
アドラー心理学を教える哲人2人の会話として本が進んでいくので、とても読みやすく
わかりやすいです。
安易に言葉だけを聞くと誤解してしまいそうな教えを
青年の誤解を解いていく手法で、誤解のなきよう
詳しく丁寧に伝えられています。
耳障りのいいことだけをさらっと書かれている、
読んだだけでそうなれた気がして気分が上がる本ではなく、
厳しい耳の痛い本当のことも突きつけられる本。
とても中身がぎゅっと詰まっている本です。
こういう本が売れるのは嬉しいです^ ^
特に、挫折期にいる方に届いて欲しく
転換期を迎えるきっかけになるといいなあと願います
それは「勇気の問題」である。
スクールカウンセリングをしていると感じることです。
スクールカウンセリングでは
長く休むことで、教室に入りづらくなる子もいて
でも、その「みんなに会いづらい」「なんて思われてるだろう・・・」という思いは
なくなるものではなくて、逆に、休めば休むほど大きくなるものです
そして、1度そこを通ってしまえば、なんということがなくなる
実際、そうして行けるようになる子も多くみています
つまり、「その思いがなくなったら動く」ではなくて
そんな気持ちを持ったまま動く「勇気」の問題。
そんな子達にとって、勇気づけられる存在に慣れたらと
関わっています
一度読んでも、また読むと
その時その時で、改めて考え、身につまされる内容です
講演会にて(講演会の感想、レポートはこちら)。
とても穏やかで優しいお人柄に、
後日、京都のオフィスにお邪魔させていただきました^ ^
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「愛されたい」自分がいることを責めなくていい^ ^↓
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